2018. 07. 08  
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朝  顔


      
  『点 検』 

ガス止まり復帰ボタンを押してみる  
  道 子

震度六初点検のガスメータ       
   宏
 
寝る前に点検をするガスコック    
  春 治
 
抜き打ちで持ち物検査する教師    
  尚 邦
 
元気だと健康チェック忘れてる    
  佳 子
 
点検ミス神話が揺らぐ新幹線     
  麗 子
 
ブロック塀にせ点検の異常なし    
  多鶴子
 
点検も慣れが一番怖い事故      
  勇 司
 
ガス会社点検あって片付ける     
  楢 子
 
地震後の点検こわい古い家      
  松 子
 
句の点検すれば必ずアラが見え    
  清 子
 
素直さがないと健診無駄になる    
  正 博
 
フルムーン点検したのに忘れ物    
  ミ キ
 
認知症検査のあとに車検出す     
  利 子
 
体操後そっと乗ります体重計     
  迪 世
 
誤字脱字無いかと句箋言っている  
 嶋喜八郎
 
旅のあと数値検査がこわくなる    
  正 治
 
携帯にメール見たかと叱られる    
  常 男

仏壇の前で邪心を引っ込める      
  秀 子

子の親に成る点検はないものか     
 八惠子

点検の不良かロボットの涙       
  星 雨

点検済みとトップ企業も虚偽記載    
  元 武

脳のしわ消えてないかスキャンする   
 貴久子




  






  『 乾 く 』 

テレビ前乾き忘れてサッカ見る   
  正 治

のどの乾き危険信号熱中症    
  清 子

スマホが友子どもの心乾いてる  
  道 子

心が乾く充電へ縄のれん     
 喜八郎

戦禍の子乾いた涙潤んだ瞳    
 貴久子

炎天下ペットボトルが命綱    
  利 子

乾くまで布団の番をした記憶   
  元 武

満たされぬ心の乾き無茶をする  
  常 男

すっきりと鬱を乾かす梅雨晴れ間 
  星 雨

容疑者の乾いた声のインタビュー 
  麗 子

証人喚問ウソをつくから口乾く  
  尚 邦

弁解が続き舌の根乾きすぎ    
  常 男

三面記事涙乾かぬ記事ばかり   
  正 博

喉乾く水も薬となる老化     
  春 治
 
乾いてる心に染みる慈悲の雨   
 八惠子

身も心も乾燥している独り者   
  佳 子

参考人乾いたことばを並べたて  
 多鶴子
 
長い髪乾かす孫も年頃に     
  秀 子




7月23日 (月)
  西成区民センター
      午後 6時
   宿 題  
           名 案
            意 外
             海






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2018. 06. 05  
       
  『雑 魚』
雑魚になり若者集うコンサート    
    松 子

雑魚だから前に出るのは大きらい   
    正 治

雑魚は雑魚なりに役持っている     
     宏

弾丸ツアー雑魚寝も楽しい船の底   
    道 子

雑魚寝でも平ちゃらだった若い頃   
    清 子

里帰り話はずんで雑魚寝する     
    ミ キ

富士山で仮眠の雑魚寝文句出ず    
    楢 子

山小屋の雑魚寝眠れぬ御来光     
    喜八郎

行き先も人に任せる雑魚の群れ    
    勇 司

網の目を潜って雑魚は生き延びる   
    星 雨

居心地が良いから雑魚の群れの中   
    多鶴子

生かされて雑魚は独りを光らせる   
    佳 子

その辺の雑魚と一緒にせんといて   
    元 武

雑魚ながらコモンセンスはありまっせ 
    正 博

雑魚なりに味濃い日々を送ってる   
    初 音

川柳はまだ青二才八十路半      
    春 治

雑魚の意地つましく生きて長寿国   
    迪 世

何百の命シラスに手を合わせ     
    尚 邦

議員バッヂつけた途端にえらそぶる   
    貴久子

雑魚がいてお山の大将顔が立つ     
    八惠子

雑魚だって小骨はちゃんと持っている
    秀 子

縄のれん酸素不足の雑魚が居る     
    常 男




  『 初もの 』    

笑いながら東を向いて食べるそう  
道 子

初物に感謝を込めて仏壇に     
清 子

初物を供えて食べて季節知る    
勇 司

初物を先ずは供えてありがとう   
八惠子

新鮮な初物頂き頬ゆるむ      
ミ キ

初物を食べて長寿を重ね生く    
春 治

棚田から新米労苦噛みしめる    
迪 世

新米が故郷の味連れてくる     
喜八郎

朝採れたエンドウで炊く昼ごはん  
元 武


『 降 る 』

降り始め走って帰って忘れもの  
正 治

降る雨のリズムねむけを連れてくる
秀 子

老い侘し心に雨が降る日あり   
清 子

本降りに相合い傘のゆれる恋   
尚 邦

雨降るとうるさい屋根の安普請  
元 武

昼豪雨空の汚染を丸洗い     
春 治

政治家にセクハラの雨どしゃぶりに
佳 子

ベルレース昔を思う雨が降る   
八惠子

雨女やっぱり咲いた傘の花    
常 男

ついそこ迄帽子でしのぐ走り梅雨 
迪 世

降るようにアイデア浮ぶ夢を見る 
勇 司

雨の日はだらりと休む鯉のぼり  
秀 子

錆びかけた前頭葉に雨が降る   
常 男

殊更に静かに通夜の雨は降る   
星 雨

曇りの日亡夫の勧めた折りたたみ 
楢 子







六月二十三日 (土)
  西成区民センター
      午後 6時
 宿 題  
乾 く
点 検
やむや






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2018. 05. 14  
        
  『きょろきょろ』


女の子泣きべそかいて母さがす    
 春 幸

きょろきょろと昔の住まいどこにある 
 松 子

通りぬけ人並さけて見る桜      
 正 治
 
入園式親と離れてきょろきょろと   
 ミ キ
 
きょろきょろと辺り見回す待ち合わせ 
 清 子
 
一人行く異国の旅路落ちつかず    
 春 治

キョロキョロとガイド片手に食べ歩き 
 勇 司

きょろきょろとトイレ探しの観光地  
 利 子
 
コンビニのビニ本覗くはたち前    
 元 武

きょろきょろと初入選の祝賀会    
 多鶴子
 
きょろきょろと目移りしてる品定め  
 迪 世
 
きょろきょろと二人の影を見てる月  
 佳 子
 
 
参観日母の視線に落ち着かず     
 道 子
 
教師の目手を挙げない子探してる   
 初 音
 
待ち合わせ昔きょろきょろ今スマホ 
 山田秀子
 
案内板確かめ歩く梅田地下      
 楢 子
 
足で踏み辺り見回す五百円     
 嶋喜八郎
 
キョロキョロと何時ものように探し物  
  宏

ねたさがし目はきょろきょろと耳ダンボ 
 貴久子

きょろきょろと未来を探すこどもの目  
 八惠子

目移りばかりして幸せを取り逃がす   
 星 雨

キョロキョロと自分の居場所探ってる  
 正 博


『人 生』     

こもごもに人生活きるひたむきに 
迪 世

後悔をしない人生どう生きる   
佳 子

人生を磨きし八十路花万朶    
春 治

人生をも一度やれば夢を見る    


人生の消化試合を生きる今    
道 子

人生の山坂越えてまだ未熟    
秀 子

あと少しどちらが先に渡れるか  
八惠子

九十の坂を登りて今が旬     
春 幸

夢に見た人生所詮夢のまま    
清 子



  『グラグラ』  

グラグラと谷瀬の吊り橋吾が歩み    
  宏
 
グラグラする暑さ来い来いビール業  
 楢 子
 
決まらない頭グラグラ投句前     
 正 治
 
グラグラの膝に負けるな旅心     
 勇 司
 
グラグラと膝の辺りが震度1     
 八惠子

痛いなあ残り少ない歯が消える    
 春 幸

口をあけグラグラの乳歯みせる孫   
 貴久子

森友と加計グラグラする政府     
 佳 子

前ぶれもなしにくずれた裏の山    
 秀 子

グラグラと来たら忘れる避難場所   
 利 子

グラグラときたら持てるかこのリュック
 八惠子

グラグラと震れたあの日忘れない  
 貴久子

緊張で手元が震え名も書けず    
 元 武

心グラ親の反対煮え切らず     
 佳 子

腹の虫抑える術も年の功      
 清 子

右往左往する方針仲間割れ     
 喜八郎




五月二十三日 (水)
  西成区民センター
      午後 6時
    宿 題  
降 る
雑 魚
ゆらゆら






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2018. 03. 29  
   
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  『こっそり』

遅刻してこっそり入る会議室     
 正 博

本命にこっそり渡すチョコレート   
 勇 司

こっそりとやったつもりの財務省    
  宏
 
こっそりと忖度したのが仇となり   
 多鶴子
 
パーティーをこっそり抜けてゆく二人 
 勝 丸
 
こっそりの社内不倫も皆は知る    
 尚 邦
 
午前様そっと寝床にもぐり込み    
 春 幸
 
こっそりと相談してる親子でも    
 楢 子
 
ワンコインこっそり貯めてひとり旅  
 佳 子
 
同窓会こっそり買った服で行く    
 初 音
 
釣竿のこっそりと出る夜明け前    
 常 男
 
スケート靴こっそり隠し遊んだ日   
 八惠子
 
新車の傷こっそり直し知らんぷり   
 元 武
 
冷蔵庫こっそりかくす宝くじ     
 貴久子
 
こっそりと二重帳簿で生き延びる   
 春 治
 
出来たかな子の宿題をそっと見る   
 ミ キ
 
参観日こっそり見たい孫のかお    
 利 子
 
こっそりとよろこばせたいのに文句  
 正 治




   『 新しい 』    

月姫というきらきらネーム新生児  
 道 子

新入学うきうきしてるランドセル  
 佳 子

嬉しいね新種の桜見つかった    
 楢 子

自販機が八十八夜に新茶売る    
 常 男

新しい元号で見る夢多く      
 利 子

新しい挑戦身体がこばんでる    
 秀 子

新しいノートに記す最終章     
 麗 子

一ページだけは手本のような文字  
 初 音

植木鉢新芽をつけた気もおどる   
 正 治

新旧の世代交代世は移る      
 清 子

新しい句を作る度シワが増え     
  宏

新らしい趣味燃えている余命の灯  
 春 治

春場所に新人力士胸を張り     
 勝 丸


   『 限 界 』      道 子 選

やさしさへ耐えた涙が堰を切る  
 星 雨

限界を悟れば楽に生きられる   
 勇 司

限界に耐えて介護の手を握る   
 星 雨

限界を知らずに飲んだ二日酔い  
 喜八郎

かけ足で階段登り膝笑う     
 ミ キ

フルマラソンで限界試す喜寿の脚 
 元 武

限界を飲み放題で思い知る    
 貴久子

給料前諭吉とうとう旅立たす   
 秀 子

限界の壁を破って金メダル    
 秀 子

再発に限界気力振り絞る     
 春 治

定年が限界でした別居する    
 佳 子

つれあいと限界こえて今があり  
 多鶴子

口にした言えば終いのこの言葉   
 初 音

もうダメと思ってからのもう一歩
 常 男

ならぬ堪忍したが堪忍もうできぬ
 道 子

四月二十三日 (月)
  西成区民センター
      午後 6時
   宿 題  降 る
       雑 魚
       ゆらゆら





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2018. 03. 10  
 ふみの会
  『彩 る』
ロケット跡彩り豊かオーロラだ    
迪 世

良き色の落葉貼り絵にするいのち   
春 治
 
彩りに個性を発揮する娘        
  宏
 
色水を浮かべ彩る画紙の庭      
利 子
 
食卓を彩る料理日々苦労       
正 治
 
江戸に雪赤いコートがバスを待つ   
道 子
 
電飾の彩り添えて春を待つ      
楢 子
 
かまぼこの彩り消えているお節    
貴久子
 
彩りをあしらう菜箸の妙味      
元 武
 
食卓に彩り添えたおもてなし     
佳 子
 
盛り付けの彩りそれも味のうち    
清 子
 
七面鳥のような顔して酌にくる    
尚 邦
 
祭典を彩る花に隠す罠        
勇 司
 
ほんのりと卒寿の華を咲かせたい   
春 幸
 
銭湯を彩る子らの笑い声       
初 音
 
生き方の所々に織る金糸       
常 男
 
あざやかで何か空しいマッピング   
正 博
 
彩りが消えてしまったひとり膳    
秀 子

色花を欠かさず上げるお仏壇     
八惠子

幾山河越えて彩る笑い皺       
星 雨


 
 『 習 う 』
誉められて習う手足が軽くなる  
常 男

ハッカーが習うそばから消していく
春 幸

習うより忘れる方が早くなり   
利 子

習うのも盗むのも良い稽古事   
道 子

練習の賜物に在る天才児     
春 治

お習字をもっと励めと筆が云う   


いくつでも勉強したい時にする  
佳 子

嫁入りの道具にならぬ習い事   
道 子

先生に褒められている夢の中   
秀 子

見習いたい元気老人あちこちに  
楢 子

母に習った肉じゃが愛をゲットする
星 雨

晩学の喜び満ちる夜学の灯    
星 雨

習ってはすぐに忘れて又習う   
楢 子
 
習い事師の人柄で二つ三つ  
初 音
 
主夫になり料理ハマるも湯どうふか
貴久子
 
子どもらの習字賞状眠ってる 
八惠子








三月二十三日 (金)
  西成区民センター
      午後 6時
   宿 題  限 界
       こっそり
       しぶしぶ





       

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プロフィール

panakorann214

Author:panakorann214
 月日の経つのは早いですな
来年は、早十一年目光陰矢の如しとよく言いますが。
 調べて見れば

 「月日の経つのはあっという間で二度と戻ってこないから、無為に送るべきではないという事を言っているのですが、早 後期(好機)高齢者になりました、意味を知るのがが遅かった。


下記の文面が削除出来ません。

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