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2015. 12. 30  
  今年は戦後70年で、平和の尊さや戦争の無惨さ・非
情さを説いた報道やコメントが多い年でした。


  アメリカの女性人文学者のルース・ベネディクトは「菊
と刀」という書物を著し、日本の文化は「恥の文化」で日
本人は世間体を基準として行動し、対する西欧の文化は
「罪の文化」で、行動基準は神との対話で、神に対して罪
になるかどうか自分の良心にたえず問いただしている、と
いったものでした。

  戦時中、沢山な日本に関する資料や文献を調べ、アメ
リカにいた何人かの日本人とも対話してまとめた日本人
論の本でした。

  「菊と刀」というネーミングは、時代認識に欠けた承久
(じょうきゅう)の乱で敗れた後鳥羽上皇にひっかけ、日本
は侵略戦争を始めるべきではなかった、という皮肉をこめ
たものでした。
  
  ちょうど終戦前後の発刊で、今の日本人でも思い当た
る部分もありますが、よく考えると鎌倉時代から起こった
浄土宗や浄土真宗の法然や親鸞の深い信仰的内省な
どをもし読んでいたら、そういう結論に至らなかったろう
な、と思います。


一方同じ時期、アメリカの女性民俗学者でヘレン・ミアー
ズは「アメリカの鏡・日本」という本で、日本は侵略をしよ
うとして戦争に至ったのではない、時代のパワー・ポリテ
ィックス(国際関係での政治の流れ)でアメリカなど西欧
の真似をした結果、戦争に至ったのだという結論を主
張したのです。




[アメリカの鏡・日本」






        < 「アメリカの鏡・日本」 >
  
  彼女は2度日本をおとづれ、沢山の日本人とも合い、日
本の文献や文化をじかに感じて帰っています。

  知的正直さについてはベネディクトをはるかに越えた
東洋学者でした。




 著者のヘレン・ミアーズ






      < 著者のヘレン・ミアーズ >

  人間としての罪とか良心とか言うのなら、ミアーズのい
うように、東京大空襲や沖縄戦とか広島・長崎への原爆
投下などなかったでしょう。

  なぜなら日本も敗戦を覚悟し、昭和20年始めから何
度も戦争終結交渉をしかけていたのです。

  それに対し、連合国は交渉を無視し、ポツダム宣言で
もいつの間にか“無条件“に変え、進駐軍司令官マッカー
サーは彼女の本を日本では発行禁止処分にしました。日
本語での翻訳本が出たのは戦後50年たってからでした。

  そのマッカーサーも自分が朝鮮戦争の勃発を見抜け
なかった失策で司令官を解雇され、大統領選挙の出馬
の可能性が無くなると大衆受けする必要も無くなり、議会で
「日本は自衛のため戦争を始めた」と証言していたそうです。

  さらに「日本会議」の文献などを読むと奴隷解放などで
有名なリンカーンですら、インデアンたちを殺し、南北戦争
では南軍の捕虜たちを皆殺しし、南軍のリー将軍の邸宅
をアーリントン墓地に変えてしまったそうです。



「日本会議」の資料







     < 「日本会議」の資料 >

  わたしたちは人間のこの両面を踏まえた上で平和を
模索(もさく)していかなければなりません。






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